クレンジングは、遊び方や使い方によっては肌のトラブルをまねいてしまうこともあります。
まずは正しいクレンジングの方法をマスターしましょう。
クレンジングは40秒。
すすぎは20秒で、すばやく豪快に
*クレンジングではメイク汚れの6割が落ちればOK
自分に合ったクレンジング料が選べたら、今度はクレンジングの方法です。
肌に負担をかけないためにはどうしたらよいのでしょうか。
それは「時間をかけて、しっかりと」ではなく「すばやく豪快に」クレンジングすることです。
多くの方がメイクを落とすときに、クレンジングのあとに洗顔料で洗顔する「W洗顔」をしていることでしょう。W洗顔をするのであれば、クレンジングの段階で丁寧にメイクを落とす必要はありません。
おおまかにいってクレンジングではメイクの6割程度が落ちていればOKです。残りの4割はその後の石けん洗顔で落ちます。
クレンジングは、クレンジング料を肌になじませるのに約40秒、すすぐのに約20秒、合わせて約1分で終わらせましょう。
*こすりすぎは禁物!すすぎはぬるま湯で
テレビCMなどの影響か、クレンジングで毛穴の汚れまで取り除こうと一生懸命マッサージする人がいるようですが、こすりすぎは禁物です。
これまでにも説明したように、クレンジング料は「界面活性剤」を含み、その刺激で肌を傷めやすいもの。
そんなクレンジング料で顔を丁寧にマッサージするのは、強い洗剤で顔をこするようなものなのです。
そもそも毛穴の汚れはクレンジングで落とせるものではありません。クレンジングは最小限にすべきです。
クレンジングをするときは、すすぎの水の温度にも気をつけましょう。冷たい水では油分が落ちにくく、熱すぎると乾燥を招きやすいので、ぬるま湯ですすぎます。
入浴中であればシャワーですすいでもOK。ただし、お湯の温度は低め(36〜37℃程度)に設定しましょう。
*クレンジングの方法
① クレンジング料を適量手にとる
肌に負担をかけないために、クレンジング料は少ない方がよいと思うかもしれませんが、少ない量を伸ばすのは摩擦が強くなるため、かえって肌によくありません。多めに手にとり、手早く顔に広げましょう。
② Tゾーンになじませる
まずは顔の中でも比較的皮膚が強いTゾーンから、指の腹を使って伸ばし始めます。クレンジング料は肌が濡れていない状態で、やさしくなじませていくのが基本です。 まずは皮膚が強い部分から!
③ Uゾーンになじませる
Tゾーンから頬を含むUゾーンへクレンジングを広げていきます。強くこすらず、やさしくなじませていきましょう。
④ 目元、口元になじませる
皮膚が薄くて弱い目元、口元は薬指でやさしくなじませて。こすりすぎると乾燥やシミの原因になります。
⑤ ぬるま湯ですばやくすすぐ
すすぎはぬるま湯で。お湯を手のひらにすくい、手は顔に触れないように、すくったお湯に顔をつけるようにしてすすぎます。ベトベトしているくらいでもOKです。残ったクレンジング料やメイクアップ料は洗顔で落とします。
ポイントメイクは
精製オリーブオイルで落とす
*ポイントリムーバーは洗浄力が強く、シミやシワの原因に
マスカラや口紅など落ちにくいポイントメイクを専用のポイントリムーバーで落とすという人がいます。
しかしポイントリムーバーは普通のクレンジング料よりも刺激が強いものです。皮膚の弱い目のまわりに毎日使えば炎症を起こし、シミやシワの原因となることも。コットンでこすることによって、まぶたが黒ずんでしまうこともあります。
ポイントメイクを落とすときは、薬局などで購入できる精製オリーブオイルを使うのがおすすめです。オリーブオイルなら界面活性剤の力を借りず、油分を浮き上がらせることができます。
*ポイントメイクの落とし方
① ポイントメイクにオリーブオイルをなじませる
顔全体のクレンジングをする前に、コットンにオリーブオイルをしみ込ませ、まぶたなどのポイントメイクにコットンをのせて、30秒〜1分程度おきます。
② コットンでをぬぐう
メイクがにじんできたら、力をいれずにやさしくぬぐいます。この後、顔全体のクレンジングのステップへと進みましょう。
《用意するもの》
・局方品のオリーブオイル(薬局で売られています)
・コットン3〜4枚
*ドクターYのクレンジング&クレンジングの入っているトライアルセット
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