洗顔は日々欠かせないスキンケアのひとつです。
正しい方法で続けるか、カン違いをしたまま続けるか、
積み重ねるうちに肌の状態に差が出てきます。
「朝は水ですすぐだけ」はNG。
朝も夜も洗顔料でしっかり皮脂を落とす
*洗顔して皮脂を落としても、乾燥やシワにはならない
「洗顔で皮脂をとりすぎると肌が乾燥してシワになる」と思われている方が多いようです。
しかし、これは実は誤りです。
肌のうるおいは、皮脂を落とすことで失われるのではなく、セラミドなど肌の保湿成分が不足することが原因です。また、「乾燥するとシワになる」とよく言いますが、シワの根本原因は乾燥ではなく、コラーゲンの減少や変性です。
*洗わないスキンケアは皮脂を酸化させ、肌老化の原因に
しっかり洗顔をしないと肌に余分な皮脂が残り、肌トラブルを引き起こしてしまいます。
「皮脂を取りすぎないよう朝は水ですすぐだけで十分」という説もあるようですが、肌に皮脂を残したままだとニキビの原因になるばかりか、古くなった皮脂は酸化して肌老化をまねく原因にもなるのです。
また皮脂を残したままだと肌に油膜を張ったようになり、スキンケア化粧品をつけても肌に浸透しにくくなります。
洗顔は肌の汚れをとり、化粧水など肌に足すものを受け入れる土壌をつくる、いわば肌の基礎をつくるためのケアです。朝も洗顔料でしっかり洗顔をしましょう。
POINT 季節によって洗顔料を使い分けるのも手
皮脂の分泌量は季節によって異なります。汗をかき皮脂を大量に分泌する夏と、乾燥しがちな冬では誰でも肌の状態が異なるものです。そんな肌の状態に合わせて洗顔料を使い分けるのもよいでしょう。
皮脂量の多い季節は洗浄力が強めの洗顔料を、皮脂量が少なく比較的少なくなる季節ならマイルドな洗顔料を。
衣類を洗濯するときに汚れに合わせて洗剤を変えるように、洗顔も洗顔料を変えるとよいのです。
*洗顔のポイント《まとめ》*
洗顔の目的は皮脂を落とすこと。
皮脂が残ると酸化して肌老化の原因に。
▼洗顔は以下にあげるようなポイントを守ることが大切です。
- *余分なものを含まず、適度に皮脂の汚れを落とす洗浄力の洗顔料を選ぶ(固形石けんがおすすめ)
- *肌を傷めないために、クッションになる程度の泡をつくる
- *肌の汚れ具合を考えて、Tゾーン→Uゾーン→目元・口元の順に洗う
- *すすぎは人肌くらいの温度のぬるま湯でおこなう
- *古い皮脂や油分の洗い残しがないか、洗い上がりを指の感触で確かめる
- *拭くときはタオルでやさしく水気を吸い取るようにする
適度な洗浄力の洗顔料を選び、正しい洗顔をすることはもちろん、洗い上がりを確認し、泡残りがないかどうかチェックすることも忘れないようにしましょう。
洗い上がりの肌をさわって、指がキュッというようなら、しっかり洗えている証拠。ヌルつきが残っているようなら、そこだけ2度洗いをしましょう。
「こすらず、手早く、しっかり落とす」ことを念頭に、毎日の洗顔を見直してみてください。
洗顔の知識をチェックの答え
- 【Q1】洗顔料は「弱酸性」のものが肌にやさしい。
- 【A1】✕・・・水道水ですすげば、洗い上がりの肌は水道水と同じ「中性」になるので、洗顔料は必ずしも弱酸性でなくてもよい。
- 【Q2】皮脂を落としすぎないために「しっとり系」の洗顔料がよい。
- 【A2】✕・・・「しっとり系」の洗顔料は油分が多めで肌に油膜を残しやすく、その後のスキンケアの妨げになりやすい。
- 【Q3】毛穴を引き締めるため、すすぎは冷水で。
- 【A3】✕・・・冷水ですすいでも毛穴は引き締まらない。洗顔料の泡がきちんと洗い流せ、刺激が強すぎないぬるま湯で。
- 【Q4】洗顔料はよく泡立てて、頬から洗い始める。
- 【A4】✕・・・洗顔料はよく泡立てるべきだが、洗う順序は皮脂が多く皮膚が強いTゾーンからがよい。
- 【Q5】乾燥肌の人は、朝は洗顔料を使わずに水で洗うのがよい。
- 【A5】✕・・・乾燥肌の原因は、皮脂のとり過ぎではない。皮脂は寝ている間にも分泌されるので朝も洗顔料での洗顔が必要。
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